日々ブログ

早慶受験について,学生生活や日々の出来事など

因数分解

テスト勉強をする時にまずやることがある。

それは、テストにおける目標をなるべく具体的に定めるという作業である。

これは

90点以上取りたい

学年で5番以内に入る

早稲田大学に合格する

みたいな感じだ。

これを決めたあとに、その目標を量および質で因数分解するという工程を行う。

つまり、90点を獲得するのには一体何がどれだけ必要か考える。それはなるべく細かく。

定期テストを例に取るならば、

90点取るためには

全範囲は一通り終わらせる必要がある

→どうやって

頻出事項を過去問から分析する必要がある

→頻出事項に対する事項への理解は深く行う

→深くとは

過去問は何年分解く

→どういう風に解く

必要な時間は何時間である

とにかく細かく90点を取ることを分解することが大事だ。

なぜならば、テスト勉強になどキリがないからだ。大学受験なんてどこまでやれば合格できるなんて保証はどこにもないし、誰もしてくれない。

そういった不安は受験生である以上ついて回る宿命のようなものなのかもしれない。

でもこうすることで、そもそもキリのない膨大な範囲にある一定の区切りをつけることはできる。

自ら終わりを設定するのだ。

それをバラした上で、実行する。やることは明確になっているし、細かい分終わりも目に見える気がするだろう。

あとは適宜フィードバックだ。常に目標へのアプローチが正しく行われているかを検証し、修正する。

 

一度お試しあれ、頭がスッキリするから

 

 

syntax

英語を読むには

単語/文法

構文

読解

 

3つが必要という話をした。

 

今日は構文について

構文っていうのは文の組み立てのことだ。

英語で言えば、英文は必ず5文型のいずれかの形で書かれている。

英文が読めないのは、至る所に副詞や形容詞、(前置詞+名詞)といった様々な修飾語が散りばめられているため5文型が見えにくくなっているからだ。

これが読めない原因の95%だと言えるぐらいのことだ。

 

これを理解することには相当時間がかかった。

完全にものにするために1年間ぐらい英文を読む際に線を入れたり、SVOCを振り分けたり、修飾語の修飾先はどこなのかなどを書き込みながら読むようにした。

 

どんな参考書を使っていたのかという話なんだけど、これに関しては某予備校の福崎伍郎先生「構文Ⅳ」という授業を受講していた。

英文の構造理解を助けるイロハを一から学べた

習ったことは日常的に触れる全ての英文に対して実践し、体に染み込ませていった。

もちろん次第にそういった書き入れる作業をしなくても文の構造を掴めるようになっていくし、文の構造を意識しなくても読めるようになった。

 

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構文の理解は文構造を把握し、訳せるようになる最低限のラインだと思うし、振り返ってみても英語ができるようになった最初のポイントであったことに間違いはない。

 

明日以降は、科目ごとのセンター試験対策について

 

英語を読むためには何が必要なのか

僕は高2に上がるぐらいまで英語が苦手だった。

いわゆる初見の文章を読むことができないが、定期試験はできるという困ったタイプだった。

 

受験英語を読むことに限れば

 

単語/文法

構文

読解

3つが必要

 

あとは合否を分けそうな要素は

文章を読む速度もかな

 

 

 

正直、この参考書をやらないと受からないというのは全くない。

自分で一冊決めてそれだけやりきるだけ。

 

 

単語帳は

システム英単語

 

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何周やるとかはないと思う。文中に出た時になんとなく訳せればいい。

〇〇=〇〇という一対一の訳関係じゃないよくて、ぼやっとこんな感じの概念だなってことがわかっていればいいと思う。

 

 

文法は

全くもって苦手だという人は中学レベルのものを冊素早く終わらせる必要があると思う。

高校生/受験レベルの文法書に取り掛かるための前提知識として必要だから。

やる気を失わずに早期に習得できそうなものだと

 

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高校生/受験用にはVintage を使用した。

 

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youtubeには解説動画なんかもあっていいと思います。

章末に大学の入試問題で力試しをするコーナーがあって覚えたことが受験に直結しているという実感とモチベーションアップに繋がったかなという感じかな。

書き込みで覚える感じではなかったのが、難点かなと思う。

 

まぁでも結局のところイメージや概念図が盛り込まれている方がいいとか、簡素でも情報量が多い方がいいとか、それぞれの好みに合いそうなもの、繰り返し使用して長続きするかといった観点で選ぶのが一番かなと思います

 

 

 

明日は、構文と速読について

なんか知ってるから読めた

英語の試験が本当に英語力を問うところなのかというのは前から感じるところではあった。

正直なところ長文問題の正誤とか、設問に答えるみたいな類の問題は国語だよなと思う

 

2の春、割とバリバリ受験勉強に取り組み始めた頃に学校の実力試験の結果が返ってきた。

 

割とまぁ平均点も超えてまずまずの結果、上々の滑り出しだなと胸をなでおろしたのも束の間、前の席のやつの点数を見ると数点しか変わらなかったのを覚えている。

 

なぜ覚えているのかと言えば、やつは大学受験をしないと宣言していたからだ。

俺自身はバリバリやっているのに、なぜ彼はできるのだろうかと。

 

恥ずかしさがあったと思う、返却から数日後に聞いてみた。

すると、彼は『英語を正確には読めないけど、文中の数単語がわかるから、そこから推測してなんとなく書いてあることがわかる。内容もなんとなく知っていたし、文法とかはノリなんだよね』

確かに、彼は授業中読書ばっかしてんなって思い返された。

 

なるほどなと、要はテーマを知っているかなんだなと。国語と変わらないなと。

 

  1. 知っている内容が出れば、当然読みやすいということ
  2. 全ての単語を把握する必要などないということ
  3. 知っている単語から知らない単語を推測することはできるということ

を学んだ。

 

だから結局受験が終わるまで使っていた単語帳は

システム英単語

という単語帳1冊だけ。

2章までがセンター英語必須、3章以降が難関大受験必須のような章構成で受験期後半は2章までと、3章以降とで裁断して、バラバラにして使用した。

めちゃボロボロだけど、それぐらい良かったということだと思う。

 

 

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テーマに触れるということ、文中で使われている単語を読むこと、日常的な速読練習用には、

速読英単語の必修編

を使っていた。

新しい単語を覚えるというよりは、

センター試験より平易な英文の中で、システム英単語で覚えたような単語が

実際にはどういう文脈で使用されるのかを理解するというところにあった。

つまり、単語帳で覚えた単語を「使い方」で覚えることができるというわけだ。

 

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明日も引き続き英語について書いていこうかなと思う。

 

 

 

試験を模している?

早稲田、慶應の受験を考える受験生にとっては、早稲田プレ、慶應プレ、早慶オープンという模試は馴染みが深いものなのかもしれない。

 

D判定が最高だった。

センター前に返却された慶大プレもE判定だったと思う。

 

でも、あんまりくよくよしたことがない。

自分には地力はないとはわかったけれど、それは合格できないというわけではないからだ。

 

なぜならば、予備校が主催する模試は、早稲田大学文化構想学部プレ、慶應経済学部プレでもない。

 

少しこれは大袈裟な例になるが

例えば、

志望学部の英語の出題傾向として、

700600500

wordsの長文読解が求められる受験生がいるとする。

過去問をよく研究して、大問ごとの傾向や時間配分も粗方決まってきている。

 

模試受験当日は、本番さながら緊張中、問題を解き進めていくわけだが、

なんと模試では1問目から1000wordsの長文読解を求められてしまった。

読んでもなんだかいつもより内容も難しいし、空欄補充や記述の要約も課せられている。

当然、結果はE判定となった。

 

要は何が言いたいのかといえば、

当然、プレ模試で出題される英語、国語のような科目は、

大学共通問題

複数学部共通問題

志望学部単独問題

で構成される。

 

 

つまり、あれらのプレ模試は早大プレ大学、慶大プレ大学の模試に他ならない。

プレ模試でいい成績を取りたいなら、その過去問を分析してしっかり練習するべきだ。

 

でも、そんなのは時間の無駄。

受かりたい大学の学部に特化すべし。

どのくらいの時間で、どの程度の難度の、どのくらいのペースで、どんな題材の、問題が出題されるかそういったことを把握して、その準備をするべきなのだと思う。

 

しかし最初に述べたように模試での結果は少なくとも地力を表してはいる。

AB判定が出るような人は早慶に受かりハブるなんてことはきっとないだろう

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さほど遠くない日に、実現すればいいのだと思う

早稲田や慶應は一般的に難しいと言われている。
果たしてそうか?
まぁ合格したようなやつがいうのは全て結果論なのかもわからないけれども
 
どんなに田舎にいる君も
離島に住んでいたとしても
早稲田や慶應なんて学校から輩出されていなくとも
 
進学校に行っていた僕ならわかる
私立文系は誰にでもチャンスのある受験方式
であると
 
でも想像ができないわけだ
自分の学校からは早慶なんて合格した前例がないとか、偏差値が30,40だとか、掲示板、先生や親が無理だというとか
 まぁ、それならここで終わっていい
何かに理由をつけるなら、そう、ここで不合格になるだけ
 僕はこれを読んだ人から一人でも、実際に行動に移す人が出てくればいいと考えている。
 
だから、何をすべきか
具体と抽象の狭間を行き来しながら一つでも身になることをお伝えできればいいなと思う。

 

 

 

 

 

 

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