因数分解
テスト勉強をする時にまずやることがある。
それは、テストにおける目標をなるべく具体的に定めるという作業である。
これは
90点以上取りたい
学年で5番以内に入る
早稲田大学に合格する
みたいな感じだ。
これを決めたあとに、その目標を量および質で因数分解するという工程を行う。
つまり、90点を獲得するのには一体何がどれだけ必要か考える。それはなるべく細かく。
定期テストを例に取るならば、
90点取るためには
全範囲は一通り終わらせる必要がある
→どうやって
頻出事項を過去問から分析する必要がある
→頻出事項に対する事項への理解は深く行う
→深くとは
過去問は何年分解く
→どういう風に解く
必要な時間は何時間である
とにかく細かく90点を取ることを分解することが大事だ。
なぜならば、テスト勉強になどキリがないからだ。大学受験なんてどこまでやれば合格できるなんて保証はどこにもないし、誰もしてくれない。
そういった不安は受験生である以上ついて回る宿命のようなものなのかもしれない。
でもこうすることで、そもそもキリのない膨大な範囲にある一定の区切りをつけることはできる。
自ら終わりを設定するのだ。
それをバラした上で、実行する。やることは明確になっているし、細かい分終わりも目に見える気がするだろう。
あとは適宜フィードバックだ。常に目標へのアプローチが正しく行われているかを検証し、修正する。
一度お試しあれ、頭がスッキリするから